違いを感じる
段々と冬に近付いてくるとポスターやスマホの日付ではなく、肌から感じてきますね。
現在、うちの病院へ学生が実習に来ていますが、自分が学生だったときを彷彿とさせます。
「この病気ならこうしたらいいんですね!」
「この時はこのアプローチをしたらいいんですね!」
いやいや、ちょっとまって。間違ってないけど間違ってる。
その見方、患者さんをみてないよー。
そうなんです。病気の治療で薬を処方するのとは違って、僕たちは身体の動きを楽にするお手伝いをするのが目的です。
一人一人生きてきた道は違ってるので、ちょっとした癖や習慣は違ってきます。
なので、同じ病気でも動き方や問題点はちょっとずつ違ってきます。
その動きのちょっとした違いを感じる。
それはきっとリハビリだけじゃなく、生活の中でも同じなはず。
違いを感じて食事をする、座る姿勢をとる、歩く。
そんなちょっとの違いを感じられるようになるときっと人生は幸せになれるんじゃないかと思いながら明日も仕事を頑張ります。